改修工事と大規模修繕との違い~その1


屋根のリフォームを行う際に、改修工事と大規模修繕のどちらに該当するのか
少し解りにくい部分があると思います。

改修と修繕とは、似ているようで全く違います。
しかし、素人目には解りにくいのが現状です。
その差を、解りやすくご紹介いたします。

屋根材を葺き替える程度であれば、改修工事となります。
葺き替えが大規模修繕にならない理由は
屋根の葺き替えの際、主要構造部に全く手がかからないからです。

大規模改修の定義部分に「屋根」と記載がありますが
これはあくまで屋根の主要構造部の事を指しており
一般的に想像する屋根の仕上げ材の事を指しているのではありません。

よって、板金や瓦等の屋根の仕上げ材は屋根の主要構造部ではないので
勘違いしないようにしましょう。
葺き替えても、ただの改修工事です。

屋根の大規模修繕に該当する例は、以下となります。
・屋根を受けている構造材も根本的に変える場合
・屋根の土台部分つまり屋根の主要構造部に手を掛ける場合

屋根の主要構造部とは、小屋梁より上の構造材です。
束・棟・母屋等、これらが、屋根の主要構造部になります。

これらに手をかけて屋根面積の半分以上を工事するのであれば
屋根の大規模修繕に該当します。
また、束・棟・母屋の腐食を取り替える場合や
屋根の形を変えるために主要構造部に手を掛ける場合
この2つのどちらかの工事において、屋根面積の半分以上であれば
屋根の大規模修繕に該当します。